狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

永楽館/兵庫県豊岡市内 《 伝統的芝居小屋 Navi 》

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永楽館のあらまし

Official Website http://eirakukan.com/

兵庫県中部の 出石 にある伝統的芝居小屋

近畿最古の生きた芝居小屋

出石蕎麦で知られている、兵庫県豊岡市出石町に約100年以上に渡り、出石の街並みを眺めてきた「伝統的芝居小屋」。

嘗ては出石はもとより但馬の芸能文化の中心となり、上方の歌舞伎、剣劇、落語の上演のほか、宝塚歌劇団の出前公演?なども行われたことがある。

永楽館のこれまでの歩み

1901年 代々出石で染物を商ってきた小幡家の11代当主久次郎により建設された永楽館開館、。

1925年(大正14年)5月23日:北但馬地震(北但大震災)被災。

1964年 永楽館、芝居小屋としての幕を閉じる。

1973年 永楽館、閉鎖。

1989年 「出石城下町を活かす会」(現出石まちづくり公社)によって、コンサートなどで永楽館の使用が再開。

1998年4月28日永楽館出石町(現豊岡市)の文化財に指定。

2006年 豊岡市によって永楽館「平成の大改修」開始。

2007年 旧出石町エリアが文部科学大臣選定の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、景観の保護を法的に強化した。

2008年8月1日、座頭6代目 片岡愛之助により1922年頃の姿が忠実に復原された永楽館こけら落とし公演開催!。

永楽館のロケーション

ところ  兵庫県豊岡市出石町柳

兵庫県北部の但馬地方の東部、豊岡市の南東部の周囲を山に囲まれた盆地でかつての旧出石藩の城下町。

1810年(文化7年)当時書かれたの絵図の「町割」がほぼ完全に残り、そこに建設された明治時代の寺院や町家、焼失を免れた武家屋敷や社寺が現存し、現在も残る風情のある町並みは、「但馬の小京都」と呼ばれている。

トリップアドバイザーの周辺口コミ ナビはこちら。

アクセス

最寄りの駅 
山陰本線・京都丹後鉄道の豊岡駅もしくは山陰本線八鹿駅から全但バス「出石」行きで約30分、終点下車、徒歩3分

永楽館がお得意のジャンル

普段は舞台演劇、伝統芸能以外にも歌謡歌手の歌謡ショー、演芸・寄席、等大衆芸能に特化した興業を行っている。

また年に数度クラシックコンサートも行われている。

永楽館の公演チケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

周辺観光案内

施設面から見たホールの特色

(公式施設ガイドはこちら)

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

(公式施設ガイドはこちら)

全盛期(1922年)の姿を忠実に復原

桟敷、明かり窓、人力による回り舞台、スッポン(迫り)など当時の姿を忠実に再現。

活発な興業活動

運営団体の出石まちづくり公社により年間を通じて演劇、演芸などの活発な自主興業が行われている。

永楽館の施設データ

  1. 所属施設/所有者 永楽館/豊岡市。
  2. 指定管理者/運営団体 出石まちづくり公社。/豊岡市。
  3. 開館   1901年(2008年リニューアル開館)
  4. ホール様式 プロセニアム型式平土間・伝統的『芝居小屋』間口27.23mx奥行き17.98m。延べ床面積610.89m(1階427.81m 2階183.08m)
  5. 客席    2フロアー、収容人員 368名、1・2階桟敷席、あゆみ板、
  6. 舞台設備  プロセニアムアーチ:間口:10.9m ブドウ棚(すのこ)、本花道(すっぽん迫り付き)、小迫り、、回り舞台(直径6.6メートル)、下手囃子場or黒御簾(くろすみ)、上手太夫座(たゆうざ)、
  7. その他の設備 太鼓櫓
  8. 付属施設  楽屋x、衣装部屋、道具方部屋、カズラ部屋(床方)、化粧部屋、湯殿
  9. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイド。

デジタヌの独り言、出石の想い出

小生がこの町を知ったのは,今を反る40年ほど前の1977年の4月頃であった用に記憶しているが、当時務めていた会社の社長が丁度前年12月に発売し立てのマークⅡセダンを自家用に購入し、小生が運転させて頂き?、城崎温泉に一泊二日でゴルフ旅行に出かけた際であった。

帰りに「出石という町」にたちより、名物皿そばを食べようとなった。

当時は今ほど観光化されていなく、まだ辰鼓楼と出石ソバくらいしか名物が無かった様な鄙びた田舎町出会ったように記憶している。

確かその時は先輩と競い合い50皿程度を平らげた様に記憶している。

通常一人前5皿であるから、10人前には相当するが、この程度は序の口でお店の記録にも載らない程度の小食?で有った。

以来小生、28歳の頃(1979年)から38歳の頃まで丁度スキーにはまっていた時期でもあり、シーズン中は連休以外は毎週のように神辺高原に日帰りか一泊で出かけていたし、職場恒例・冬場の「カニ・ツアー」(※関連紹介記事派こちら)の帰り道などには出石にはよく立ち寄った。

永楽館閉鎖中の出石

只ここでも残念なことに、この芝居小屋には気付かなかった。

最も、当時永楽館は閉鎖中の時期に当たり、出石町の観光マップにも記載されて無かった様に記憶している。

デジタヌの知っておきたい豆知識

出石ソバ

江戸時代中期の宝永3年(1706年)に出石藩主松平氏と信州上田藩の仙石氏(仙石政明)がお国替えとなりました。
その際、仙石氏と供に信州から来たそば職人の技法が在来のそば打ちの技術に加えられ誕生しました。

現在は割り子そばの形態をとっており、この形式となったのは幕末の頃で、屋台で出す時に持ち運びが便利な手塩皿(てしょうざら)に蕎麦を盛って提供したことに始まったと言われています。

その後、出石焼きが始まり白地の小皿に盛る様式が確立されました。

今では、出石は約50軒ものそば屋が並ぶ関西屈指のそば処として知られています。

但馬国出石観光協会公式WEBサイトより引用>

輝山
輝山
ジャンル:出石手打皿そば
アクセス:JR山陰本線国府駅 徒歩132分
住所:〒668-0225 兵庫県豊岡市出石町八木62(地図
周辺のお店のネット予約:
楽友軒のコース一覧
四旬のコース一覧
魚民 豊岡駅前店のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 丹波・城崎×そば
情報掲載日:2017年10月2日

 

公開:2017年9月26日
更新:2022年9月30日

投稿者:デジタヌ


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